モデムアナライザ

スマートグリッドの構築、障害解析に最適

 

• 実使用環境において、G3-PLC通信 物理層の性能検証が可能。
• FCH(Frame Control Header) 表示機能/アイパターン機能により、プリアンプルを含めたアナログ信号成分の解析が可能。
• HEMS(Home Energy Management System)通信路等の基礎評価に最適。

 

G3-PLCアナライザ「ESG-100」は、狭帯域電力線通信の標準プロトコルG3-PLC信号を解析・表示するためのソフトウェアです。フィールドにおけるさまざまな障害要因の解析を行う為、物理層の迅速な測定を可能にします。

 

 

 

G3-PLCを内蔵した機器が通信中の信号から、 OFDM demoduration、FEC decoder 信号をソフトウェアモデムで復調後、FCH(Frame Control Header) を抽出して表示します。

• 実使用環境において、G3-PLC通信の物理層の性能検証が可能です。
• FCH(Frame Control Header) 表示機能/アイパターン機能により、プリアンプルを含めた アナログ信号成分の解析が可能です。

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主な機能

• 「フレーム単位プリアンブル検出」

フレーム単位のプリアンブル検出器の出力。プリアンブル8シンボルとFCHに16シンボルの合計24シンボルが表示されます。

• 「フレーム単位AD 入力」

フレーム単位のAD変換入力の波形が表示されます。(24シンボルのFCHのみ表示)

• 「フレーム単位FCH アイパターン」

DPSK(2相位相変調)のFCH16シンボルの全て(16 ×54 = 864個)の星座を表示しています。

• 「フレーム別FCH 結果表示」

20秒の録音単位中の全てのFCHフレームを、フレーム単位に正しく受信したかを表示します。FCSのコマンド内容、error表示、EQM値 等を表示します。

• 「フレーム単位スペクトラム表示」

FCHフレームのAD変換入力をフーリエ変換した結果のスペクトラムを表示します。

• 「20秒間全域プリアンブル検出」

プリアンブル検出器出力を、フレーム単位ではなく20秒間全域で表示します。

 

 

測定時の構成例 (G3-PLC モデム解析ツールご使用の場合)

※ご使用には、G3-PLC信号を記録するための「G3-PLC信号レコーダ(中国計器工業株式会社製)」が別途必要です。

※ G3-PLC信号レコーダとG3-PLCアナライザに関するお問い合わせは、下記へご連絡ください。
　株式会社ニシヤマ　産業機器システム事業部　通信機器グループ TEL （03）5767-4210 FAX（03）5767-4275
https://www.nishiyama.co.jp/

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ESG-100 モニター画面

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G3-PLC ReceiverブロックダイアグラムとFCH (Frame Control Header)

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主な測定項目

■対応規格	ARIB(Japan)　　(対応中) FCC(USA)　　　 (対応予定) CENELEC(欧州） (対応予定)
■FCH	ROBO/DBPSK/DQPSK/QAM ACK/NACK/Data Req. Response/no Response Frame length MACFCA/Tone MAP
■Payload	(対応予定)
■EQM	Eye quality monitor
■信号振幅表示	BPSK/QPSK：10000
■プリアンブル検出器	出力
■信号帯域	スペクトラム表示
■検出結果	Excelファイル出力

 

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