低速PLC

低速PLCの概要

 低速PLCは周波数帯域の450KHz以下を使用する低速の電力線通信である。
古い歴史をもち電力会社の内部では保守用などに使用されていた技術であるが、ネットワークインフラの進展とともにいわゆる次世代の低速PLCということで最近また脚光をあびてきたものである。
 前段において濫立した標準化方式について記したが、逆にいうとそれだけ実用化に期待が大きい裏返し
ともいえる。


低速PLCの技術課題

 低速PLCは前述のとおり各種の方式提案がなされいるが、それぞれの方式で強み・弱みがあり決定打が無いのが現状である。
 これらを評価するポイントとしては、

  1. 減衰特性

  2. 雑音

  3. 伝送路のインピーダンス変動

などの視点より優位性を評価しているのが現状である。


低速PLCの利用分野

 低速PLCの期待される用途としては、前述のスマートグリッド構想の中心的な技術はいうまでもないが、 最近の話題では電気自動車の充電スタンドとの通信(たとえば認証、課金)といった、低速であるが秘匿性の 高い通信にも応用範囲をひろげつつあり、電気自動車の普及とともに大きなブレークをする期待も高まっている。


図2-1. 電気自動車と充電スタンド

低速PLCの展望と課題

 低速PLCというといかにも高速PLCに比べて技術的にも市場的に影にかくれそうなイメージはあるが、 低速ではあってもネットワークインフラに接続するという重要性からいっても期待度は極めて高い。 このためには早急に規格化を行いう必要がある。
 また電力業界、自動車といったほかのジャンルとの整合性と共通化が望まれるところである。








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